ゆずに仕えた一日

最近、金欠気味なので今日は日雇いのバイトにいった。横浜国際総合競技場改め、日産スタジアムで行われた、ゆずのコンサート「go home」のアルバイトである。半日拘束されるが、比較的近場でその場で給料がもらえるので、一日つぶして行ってきた。二郎の炙り豚は我慢した・・・。
実はこの手のバイト、去年のGW以来14ヶ月ぶり。なのに普通に現場に入れてしまうって一体・・・。普通、登録制バイトは未労働期間が長くても1年で抹消だよなあ。この辺のマッタリした雰囲気が本●芸能の良さ。さすがに一般バイトは知らない人ばかりだが、社員とチーフ(フリーターの常連バイト)は見たことある人ばかり。人事異動がないから、ずーーーーっと同じメンバーで仕事してるのかな。手順などはすべて以前のままなので、特に目新しさもない。まあ、ゆず現場は初だが。
開場して思った。女の子ばっかり。客層はほぼ10〜20代、男女比は8:2くらいで圧倒的に女性ファンが多い。ミスチルも同様だが、やはり男性グループは女性ファンが多いのか。北川さんも岩沢さんもまだ28歳の独身だからか。(結婚すると一気に女性ファンが減るらしい。)でも昔、BoAMisiaのライブにバイトで行った時は女性ファンも多かった。氣志團ハロプロと違って、変な格好してるファンも全然いなくて皆マナーがよさそうだった。開演前に恒例?のラジオ体操を客、スタッフ全員でやった。もちろん、会場案内・整理のバイトも参加。わけ分からんがとりあえず体操した。
開演すると会場のボルテージが一気に上昇した。1曲目はセンチメンタル、意外と昔の曲もやるようだ。さすがに曲順までは覚えてないが、始まりの場所、友達の唄、サヨナラバス、アゲイン2、いつか、嗚呼青春の日々、少年、などなど、昔から現在までゆずのヒット曲のオンパレード。曲によってはライブバージョンやお約束のコールや手拍子や振り付けがあるらしく、体育館ツアーにいかにも毎回参加してそうな人は完璧にこなしてた。一見にはちょっとしんどいかも。途中、栄光の架橋を歌う時はアテネでアーチェリー銀メダリストの山本先生がゲストで出てきて、ゆずの絵の的に矢を放っていた。さすが、夏色はデビュー曲なので一番盛り上がっていた。これ、98年のゆずのメジャーデビューした曲で、高校3年の頃よく聴いた。ちょうど同じ時期、色々と出来事があり、ちょっとした思い出の曲である。この長い長いくだり坂を〜♪途中、コントみたいな寸劇をやっていた。吉本の芸人が出てきて(島田珠代?誰?)、結構うけていた。ゆずの2人は本当に息があってる。エンターテイナーだ。最後の曲では、皆でひとつになりましょうとの掛け声の元、客が横一列で手を繋いで歌っていた。全然知らん人でも皆、普通に手をつないでた。
結局、終演が9時すぎ。5時から始まったから4時間以上の長いコンサートだった。お客さんが帰った後は、アリーナに並んだ14000席のパイプ椅子の2/5を片付けて、あとは柵を運んだりゴミを拾ったり後片付けをして、バラシ(撤去作業)のチームにバトンタッチ。中には整理とバラシを連続で入るツワモノもいた。連続で入ればいい金になるけど、徹夜して9時までずーっと働くのはきついな。
結局、お昼前から23時までバイトして、お給料を貰って帰ってきた。喉が渇いたが駅周辺の自販機はすべて売り切れてた。今日は暑かったから、みんな渇いてたようだ。今日はほぼ1日、ゆずのコンサートにつきあった日だった。ゆずのファンは、本当にマナーがよく苦労しなかった。それでいて、ノリがいい。TMRやアクセスのファンみたいに大騒ぎする熱狂とは違う。純粋にコンサートを楽しんでいるようだった。ゆずの曲を久々に聴いたけど、独特でいい曲が多い。歌は生で聴くに限りますなあ。今度はバイトじゃなくて客で来ようかな。